大科学者の日本評

「近代日本の発展ほど世界を驚かしたものはない。この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。果たせるかな、この国の三千年の歴史がそれであった。この長い歴史を通じて一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が、世界中に一つくらいなければならないと考えていた。なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間に幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。その時人類はまことの平和を求めて、世界的な聖主を挙げなければならなくなる。この世界の聖主なる者は、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を超えた最も古く、最も尊い家柄でなくてはならぬ。

世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それはアジアの高峰日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。日本という尊い国を造っておいてくれたことを」。

 アインシュタイン博士 大正11年来日時 「神道入門」より

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